川崎羊毛布のこと

眠りの空気を整える毛布。
川崎羊毛布は、大阪・泉大津の毛布工場「川崎毛織」が、80年の経験を一枚に込めてつくったウールの毛布です。

寝具の理想は、温度と湿度

心地よい眠りのために、寝具の中は温度33℃・湿度50%前後に保たれていることが理想とされています。暖かいだけでも、さらりとしているだけでも足りません。温度と湿度、その両方を整えること。それが私たちの考える、毛布の役割です。

寝具に最適な素材、ウール

ウールは湿気を吸って放ち、寒いときには暖かく、暑いときには蒸れにくい、天然の調温・調湿素材です。ポリエステル繊維に比べて、約30倍の水蒸気を吸収・放出します(※)。肌周りの空気を整え、寝始めも朝方も心地よく、一枚で春夏秋冬お使いいただけます。

一方で、ウールには繊維の太さからくる、特有のチクチクとした硬さがあります。肌に直接触れる毛布として、心地よさを両立することが課題でした。

私たちがたどり着いた、4つの設計

  • 細さ:19.5ミクロンのエクストラファインメリノウール
  • 長さ:通常よりも長い、18mmの毛足
  • 重さ:1.8kg(羊毛約1.5kg)。密度を高め、ふんだんにウールを使用
  • 構造:両面起毛で毛足が長く柔らかい、ニューマイヤー毛布

素肌にとろけるようなやわらかさを引き立てるため、細いウールを、長く、たっぷりと使いました。

構想から5年をかけて

上質な細いウールでニューマイヤー毛布をつくるには、様々な課題がありました。細い繊維に多い毛抜けを減らすため、製造を一から見直しました。手触りを生かすため、毛布のなめらかさを決める「毛さばき」の工程を、10回から20回へと倍にしました。

通常の約1.5倍の上質なウールを使ったため、価格は従来品の数倍となりましたが、工場が直接販売することで、できる限り手に取りやすい価格にしています。

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工場のこと

※出典:THE WOOLMARK COMPANY「WOOL IS GOOD FOR THE SKIN」。繊維素材に関する比較で、本製品の吸放湿性を示すものではありません。